今回は「タスクフォースとプロジェクトチーム」についてです。
１．初めに
横文字とは本来西洋の文字や言語を指しているものです。
西洋では文字を左から右の方向、つまり横方向に書くから“横文字”です。
なのですが、昨今では外来語・カタカナ語を指していることが多いです。
『結果にコミット』とか『ニアリーイコールだから』などのカタカナ部分が該当します。
たまに使われるならまだしも、頻繁に使用されると何か微妙な気持ちになるんですよね。
新しく身に着けた知識をひけらかしたい方や自分を有能だと誇示したい方が多用する傾向があるので、覚えがある方はちょっと行動を省みましょうね。
新卒で入社したばかりの子に自慢げに語ってるオッサンが多いんです。
今回はそんな横文字の意味について簡単に紹介していきます。
横文字を使うことが“悪”ということではありませんし、寧ろ知っていないと恥ずかしいものもあるということは念頭に置いておきましょう。
個人的には日本語にすると適切な言葉が無いような場合と、相手がその横文字を使ってきた場合のみ横文字を使うことをおすすめします。
まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。
用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。
ちなみに、縦方向にも横方向にも書くことがある中国語のような言語は横文字とは言いません。
２．英語の綴りと意味
タスクフォース ⇔ task force
意味：任務部隊、作戦部隊、機動部隊
本来は軍事用語のようです。総じて“部隊”を意味するみたいですね。
プロジェクトチーム ⇔ project team
意味：プロジェクトチーム
どうせプロジェクトチーム以外の意味が翻訳で出てくるとは最初から思わなかったですよ…。
３．実際の使われ方
ビジネス用語としてのタスクフォースとは、緊急性の高い課題・問題を解決するために臨時で結成する組織のことを指します。
要は、すぐに対応しないとまずい案件なので、部門の垣根を越えてプロフェッショナルを集めてさっさと問題を解決してしまおうという時に組織するメンバーがタスクフォースというわけです。
確かに軍事的かビジネスかという違いはあるものの、特殊部隊を編成するという意味ではやっていることは同じですね。
ベ○ータがフ○ーザという脅威に立ち向かうために一時的にカ○ロット達と手を組んでいたようなものです。
タスクフォースならフリー○を倒した後に『お前を倒すのはこの俺だ！』とか言って協力体制は解いて本当に敵に戻ることになりますけどね(笑)
タスクフォースとジャンプシステムは相容れないのだよ…。
タスクフォースと似たような用語としてよく挙げられるのがプロジェクトチームです。
ビジネス用語としてのプロジェクトチームとは、課題・問題を解決するために臨時で結成する組織のことを指します。
要は、問題を解決するためには部門問わずに優秀な人材が必要なので、部門の垣根を越えてプロフェッショナルを集めて問題解決に取り組もうという時に組織するメンバーがプロジェクトチームというわけです。
プロジェクトに取り組むためのチームなので納得ですね。
問題を解決するために組織するという点は共通ですが、タスクフォースは緊急性が高いので早期解決、プロジェクトチームは中期～長期に渡って取り組んでいくという差があります。
どうもタスクフォースとプロジェクトチームを明確に区別せずに混在して使用している場合が多いようですので、とにかく一時的に集めたメンバーで何かすることをタスクフォースまたはプロジェクトチームと呼んでいると意識しておきましょう。
以上、「タスクフォースとプロジェクトチーム」についてでした。
