今回は「リニューアル」についてです。
1.初めに
横文字とは本来西洋の文字や言語を指しているものです。
西洋では文字を左から右の方向、つまり横方向に書くから“横文字”です。
なのですが、昨今では外来語・カタカナ語を指していることが多いです。
『結果にコミット』とか『ニアリーイコールだから』などのカタカナ部分が該当します。
たまに使われるならまだしも、頻繁に使用されると何か微妙な気持ちになるんですよね。
新しく身に着けた知識をひけらかしたい方や自分を有能だと誇示したい方が多用する傾向があるので、覚えがある方はちょっと行動を省みましょうね。
新卒で入社したばかりの子に自慢げに語ってるオッサンが多いんです。
今回はそんな横文字の意味について簡単に紹介していきます。
横文字を使うことが“悪”ということではありませんし、寧ろ知っていないと恥ずかしいものもあるということは念頭に置いておきましょう。
個人的には日本語にすると適切な言葉が無いような場合と、相手がその横文字を使ってきた場合のみ横文字を使うことをおすすめします。
まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。
用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。
ちなみに、縦方向にも横方向にも書くことがある中国語のような言語は横文字とは言いません。
2.英語の綴りと意味
リニューアル ⇔ renewal
意味:更新・一新
[re(再び)]+[new(新しい)]+[al(※名詞化接尾語)]なので、更新・一新という意味はしっくりきますね。
[al]が付くと名詞になるってのは知らなかったけど。
3.実際の使われ方
日常生活を送っていて良く耳にするのは“リニューアルオープン”ですね。
元々そこに存在していた建物の内装や外装を整えて、新たに開店してやっていこうという場合に『リニューアルした』というわけです。
リニューアルすることで全く別の店になったらリニューアルオープンですし、店が汚くなったので心機一転の意味を込めて改装工事をして引き続き同じ店が運営していてもリニューアルオープンです。
新旧で一新するなら、なんでもリニューアルと呼ぶのです。
ただ、これは横文字としてのリニューアルの場合です。
本来の英語だとリニューアルを指していたとしてもrenewalとは書かないこともあります。
例えば、お菓子の包装紙のような製品パッケージをリニューアルしたとします。
この場合、日本語では“リニューアル”なのですが、英語だと“new package”になります。
パッケージを新しくしたよ!(リニューアルしたよ!)
ややこしいですねぇ…。
以上、「リニューアル」についてでした。