今回は「PLC」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.PLCとは?
PLCとは、[Programmable Logic Controller]の略称です。
[Programmable(プログラム可能)]で[Logic(論理)]なコントローラなので、論理回路を自分で組むことが出来るコントローラということになります。
【AとBの信号を受け取ったらCの動作をする、どちらか一方でも欠けているとCの動作に移行しない】といった動作を自分で指定できるのです。
要するに、機械を制御するために使用されるコントローラがPLCです。
工場の流れについて、よく以下のような説明をされませんか?
①ベルトコンベアで製品が流れていく。
②製品が指定数集まると移動される。
③移動された製品が梱包される。
この例で言うところの、製品をカウントしたり、カウントを終えた製品群を移動するためにアクチュエータを動かしたりといった制御をPLCで設定できるわけです。
ちなみに、PLCはOMRON・KEYENCE・MITSUBISHIなどの非常に見覚えのあるメーカ製のものが世に出回っているので、気になる方は調べて見ると良いと思います。
個人的にはKEYENCE製はオートコンフィグ機能(PLCの構成に合わせた初期設定のようなものを自分でやらなくても済む機能)がついているので初心者でも扱いやすく、慣れてくると無駄な設定を省いて調整ができるOMRON製の方が何かと使いやすかったです。
MITSUBISHI製は使う機会はあったのですが自分で調整する機会は無かったので、どんな感じなのか良くわかっていません。
3.まとめ
PLCとは、論理回路を自分で組むことが出来るコントローラのことです。
以上、「PLC」についてでした。