今回は「マイノリティ/マジョリティ」についてです。
1.初めに
横文字とは本来西洋の文字や言語を指しているものです。
西洋では文字を左から右の方向、つまり横方向に書くから“横文字”です。
なのですが、昨今では外来語・カタカナ語を指していることが多いです。
『結果にコミット』とか『ニアリーイコールだから』などのカタカナ部分が該当します。
たまに使われるならまだしも、頻繁に使用されると何か微妙な気持ちになるんですよね。
新しく身に着けた知識をひけらかしたい方や自分を有能だと誇示したい方が多用する傾向があるので、覚えがある方はちょっと行動を省みましょうね。
新卒で入社したばかりの子に自慢げに語ってるオッサンが多いんです。
今回はそんな横文字の意味について簡単に紹介していきます。
横文字を使うことが“悪”ということではありませんし、寧ろ知っていないと恥ずかしいものもあるということは念頭に置いておきましょう。
個人的には日本語にすると適切な言葉が無いような場合と、相手がその横文字を使ってきた場合のみ横文字を使うことをおすすめします。
まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。
用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。
ちなみに、縦方向にも横方向にも書くことがある中国語のような言語は横文字とは言いません。
2.英語の綴りと意味
マイノリティ ⇔ minority
意味:少数・少数派
マジョリティ ⇔ majority
意味:大半・大多数・多数派・過半数
マイノリティとマジョリティは対義語になっています。
マイノリティとマジョリティで片方が多数、もう一方が少数を指すというのはわかっても、どちらが多数/少数を表すのかを忘れることがあるんですよね。
3.実際の使われ方
マイノリティとマジョリティの横文字としての意味は、英語本来の意味と変わりはありません。
つまり、マイノリティは「少ないもの」を指し、マジョリティは「多いもの」を指します。
いくつか例を挙げますね。
「マイノリティである」=「少数派である」ことを指しているので、社会はマジョリティに合わせて形成されています。
少数意見より多数意見を尊重するのは仕方がないことですからね。
ですが、少数派の意見を無視して良いというわけではないので、そこのところは良く考えて生きていくことを推奨します。
あっ、歩き煙草したり非喫煙者の近くで煙草を吸ったりするようなマナー違反者は消えていただいて結構です。
マイノリティの中の選ばれし害悪マイノリティ共が。
ちなみに、某アイドルグループの曲名にもなっていたサイレントマジョリティは、「物言わぬ多数派」や「声なき大衆」というニュアンスになります。
なんか無駄にカッコイイ言い回しになっていますね(笑)
積極的に意見を言わないけど多数派を占める価値観・意見を持っている人たちのことを指しています。
無関心だったりよくわかっていなかったりするため、『多数派と同じでいいよ』と思っている層なんかが当て嵌まります。
例えば、私は選挙に対してサイレントマジョリティになっています。
だって、誰に投票しても当選してから掌返ししてくるから意味無いんだもの。
まあ、増税しかしない誰かさんは飛びぬけて酷いとは思うけどね。
票欲しさに金配るのも、それをもらって投票する阿呆もほんとしょうもないよ。
以上、「マイノリティ/マジョリティ」についてでした。