今回は「マイルストーン」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.マイルストーンとは?
マイルストーンとは、ある作業の進捗確認のための区切りや中間目標地点のことです。
何か重要なプロジェクトが始動したとして、その節々の重要なポイントを指してマイルストーンと呼ぶことが多いです。
要は、ある製品を開発して売り出すとして、いつまでに企画立案・試作品製作・試作品レビューなどが必要になるかを設定したら、そこがマイルストーンになるのです。
マイルストーンを決めることで長い長いプロジェクトの中でいつまでに何をやれば良いのかが視覚化されて、進捗確認が容易になるのです。
ついでに言うと、プロジェクトが長すぎて先が見えない場合に、『やっとここまで終わった』と思えるモチベーションにもなります。
「スケジュール」や「目標」が似たような用語として挙げられている場合がありますが、一応以下のような違いがあります。
ちなみに、元々は鉄道や道路において中間地点を示すための標石のことをマイルストーンと呼んでいて、[mile(距離の単位/1mile=1609.3m)]+[stone(石)]の名称通り、何マイルかごとに石を設置して現在の距離がわかるようにしていました。
高速道路で車間距離を把握するために50m・100m・150m・200mを示す看板があるでしょう?
アレの石ver.を使っていたというイメージです。
それがIT業界においてプロジェクトの中の中間地点を表す言葉として使われ出したのです。
3.まとめ
マイルストーンとは、ある作業の進捗確認のための区切りや中間目標地点のことです。
以上、「マイルストーン」についてでした。