【基本がわかる用語解説】 極数とは?(※リレー関連用語)

用語
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普段使いしているけどよくよく考えると説明が難しい単語ってありませんか?
この記事は、私が疑問に感じた用語について調べてまとめたものとなっています。
イメージ重視で『ああ、そんな感じか』と理解したい人向けです。

今回は「極数」についてです。

1.初めに

わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。

残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。

なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。

2.極数とは?

リレースイッチにおける極数とは、接点の個数のことです。
ここで言う接点とは、リレーやスイッチが開閉・ON/OFFできる回路のことを指します。
要は、リレーのデータシートに1極と書かれていたら、接点が1つしかない、つまりON/OFFできる回路は1つしかないのです

仮に4極と書かれていた場合、1つのリレーの中にON/OFFできる回路が個別に4つ含まれていることになります。
なので、基本的には極数が増えれば増えるほどサイズがでかくなります。
基本的と言ったように、一部例外も存在しますけどね。

1極用のパッケージを個別に作るとコストが無駄にかかるのか、1極のリレーと2極のリレーのパッケージが全く同じということもあります。
サイズで判断せずに、しっかりと型式を確認しましょうね。

接点の種類としては、a接点・b接点・c接点が存在します。
簡単に言えば、ON時に回路が接続になるのがa接点、ON時に回路が非接続になるのがb接点、a接点とb接点の機能を併せ持ったような接点がc接点です。
詳しくはリレーやスイッチの記事を参照してください。

仮にa接点が2つ内蔵されたリレーがあった場合、そのリレーは2a接点と表記されているはずです。
そんな表記を見かけたら、『a接点が2つだから、極数も2つなんだな』と考えましょう。

また、若干特殊な表記方法だと、a接点とb接点が1つずつ内蔵された1a1b接点というものもあります。
この場合も極数は2つですね。

表記ルールさえ把握していれば簡単に極数は判断できるので、覚えておきましょう。

3.まとめ

リレーやスイッチにおける極数とは、接点の個数のことです。

以上、「極数」についてでした。