今回は「電球(白熱電球)」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.電球(白熱電球)とは?
電球[light bulb]とは、電流を流すことで発光する光源のことです。
電球は以下のような見た目をしています。
電球には、白熱電球・電球型蛍光灯・LED電球の3種類が存在します。
昔ながらの電球は白熱電球で、最近はLED電球が多用されています。
ただ、電球型蛍光灯は電球の形をした蛍光灯、LED電球は電球の形をしたLEDなので、電球と言える電球は白熱電球だけのような気がしなくもないですね。
白熱電球の発光原理は単純で、フィラメントという細い金属線(コイル状にぐるぐる巻きされている場合もある)に電流を流すことで光を発生させています。
下部の電極から電源を供給して、フィラメントに電流を流しています。
フィラメントに電流を流すと温度が上昇し、2000℃以上もの高温になります。
温度が2000℃を超えると何が起こるのかというと、橙色に光ります。
なので、光を生み出すために電流を流しているというより、電流を流して高温にすることで副次的に光を得ているのが白熱電球なのです。
その為、電気エネルギーの大半が熱エネルギーに変換されていて、光エネルギーへの変換効率は悪いです。
2000℃なんて高熱を発生させているのですから当然ですよね。
また、フィラメントは消耗品なので使用に伴い徐々に蒸発していき、最後には切れてしまいます。
なので、お世辞にも長寿命とは言えません。
ここで説明したようなデメリットがあるので、効率的なLEDに置き換わっているのが現状です。
3.まとめ
電球とは、電流を流すことで発光する光源のことです。
昔ながらの電球は白熱電球です。
以上、「電球(白熱電球)」についてでした。