【基本がわかる用語解説】 コーデックとは?エンコードとは?デコードとは?

用語
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普段使いしているけどよくよく考えると説明が難しい単語ってありませんか?
この記事は、私が疑問に感じた用語について調べてまとめたものとなっています。
イメージ重視で『ああ、そんな感じか』と理解したい人向けです。

今回は「コーデックとエンコードとデコード」についてです。

1.初めに

わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。

残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。

なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。

2.コーデックとは?エンコードとは?デコードとは?

コーデック[codec]とは、信号やデータを符号化または復号する装置やソフトウェアのことです。
その中でも特に、符号化(エンコード)のみを行う装置のことをエンコーダ復号(デコード)のみを行う装置のことをデコーダと呼びます。
まあ、両方できようが片方しかできなかろうがコーデックと呼ばれていることはありますけどね。

語源は[COder/DECoder]だと言われています。

コーデックは符号化/復号をする装置やソフトウェアのことなので、コーデックに含まれるモノは多岐に渡ります。

例えば、画像・音声・動画などを圧縮/解凍することは符号化/復号に当たりますので、このシステムはコーデックと言えます。
Webサイトに動画をアップロードする時にWebサイトの規格に合わせた動画形式に変換することをエンコードと呼びますので、これもコーデックの一部になります。
オーディオ音声をアナログデータとして取り込んでデジタルデータに変換するA/Dコンバータ(アナログ/デジタル変換器)や、逆にデジタルデータをアナログデータに変換するD/Aコンバータ(デジタル/アナログ変換器)のこともコーデックと呼びます。

他には、画像・音声・動画などのデータ形式(JPEG・MP3・MPEG-1など)自体のことをコーデックと呼んでいる場合があります。
何故そんなことになっているのかと言うと、符号化/復号(圧縮/解凍)する際のコーデックとそれに対応するデータ形式が1対1で対になっていることが多いからです。
MP3を圧縮/解凍するコーデックはそれ専用のコーデックなんです。

上記のように、固有名称が決められている何かがコーデックの一部だったりすることが多いんです
どれも紐解くと符号化か復号をしている装置やソフトウェアを指していることに変わりはないので、あまり深く考えずにそういうものだと思っておきましょう。

3.まとめ

コーデックとは、信号やデータを符号化または復号する装置やソフトウェアのことです。
その中でも特に、符号化(エンコード)のみを行う装置のことをエンコーダ、復号(デコード)のみを行う装置のことをデコーダと呼びます。

以上、「コーデックとエンコードとデコード」についてでした。