今回は「5W1H」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.5W1Hとは?
5W1Hとは、情報を正確に伝えるための6つのポイントを指しています。
5W1Hを意識して情報を整理することで、情報の過不足に気づきやすくなるというメリットがあります。
まあ、言われるまでもなく自然と意識している人は多いと思いますけどね。
5W1Hとは、When(いつ)、Where(どこで)、Who(だれが)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)を指し示す言葉です。
こいつらの頭文字が5個のWと1個のHから成るので、5W1Hと呼ばれています。
例えば、直属の上司以外から急ぎの仕事を頼まれたとして、スケジュールに問題が無かったからその許可を得るために直属の上司に報告したとします。
この時、以下のように伝えたとします。
今、急ぎの仕事が入ったので、そちらを優先させてもらいます。
言いたいことはわかるけど、上司としてはツッコミどころ満載ですよね。
『お前の仕事はどうすんだ』と。
おかしいと感じない人は多分周りの人からヤバい人だと思われているので、この機会に悔い改めましょう♰
では、5W1Hを意識して言い直してみますね。
今、○○さんから急ぎの仕事を依頼されました。
○○さんは突発の業務で対応ができないとのことです。
私の仕事のスケジュールに支障はないので、優先して片づけてしまおうと思います。
これなら状況がわかりますよね。
この内容を5W1Hに当て嵌めると以下のようになります。
- When:今
- Where:ー
- Who:○○さん
- What:急ぎの仕事の依頼
- Why:突発の業務で○○さんは対応できないから
- How:スケジュールに支障はないので優先する
元の伝え方だと、Why・Who・Why・Howがゴッソリ抜け落ちているから『何言ってんだコイツ』となるわけです。
5W1Hを意識すると情報が伝わりやすくなるでしょう?
ちなみに、この例だとWhereが無いですよね?
5W1Hはあくまで『情報を正確に伝えるにはここを意識した方がいいよ!』というポイントでしかありません。
なので、不要なら省いても構いません。
意識をすることが大事なのです。
3.まとめ
5W1Hとは、情報を正確に伝えるための6つのポイントを指しています。
When(いつ)、Where(どこで)、Who(だれが)、What(なにを、Why(なぜ)、How(どのように)の頭文字を取っています。
以上、「5W1H」についてでした。