【Outlookの手引き】 予定表の時間の刻み方を30分以外に設定する方法

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広報・連絡・物品の発注依頼など、仕事とメールは切っても切れない関係ですよね。
そして、メールと言えばMicrosoft社のOutlookを使用している場合が多いでしょう。
そんなOutlookのちょっとした小ネタや困った時の対処法をまとめてみました。

今回は予定表の時間の刻み方を30分以外に設定する方法についてです。

1.初めに

Outlookの予定表は、自分の予定以外に上司や同期など他人のものも見れて便利ですよね。

ただ、デフォルトの設定だと30分刻みで予定を入力するようになっていますので、8:15から予定を入力したかったとしても、8:00か8:30を開始時刻として設定するようになってしまいます。
予定表をキッチリと管理したい人にとっては、この辺りはどうにかしたいところですよね。

ということで、今回は予定表の時間の刻み方を30分以外に弄る方法についてまとめてみました。

2.予定入力を30分刻み以外にする方法

まずは、予定の入力を30分刻み以外で入力する方法についてです。

方法は単純で、無理矢理入力すれば良いだけです。

Outlookでスケジュールを開いて予定を入力したい箇所にカーソルを合わせた状態でダブルクリックをすると、予定の入力画面が開きます。

図1

この時、時刻部分のプルダウンを見るとデフォルト設定通りに30分単位で時刻を選択するように表示されています。
なのですが、実はこの時刻部分、普通に手入力で変更が可能です。

図2

その為、見た目に惑わされずに時刻設定は力業で変更できると覚えておきましょう。

ちなみに、Outlookに同期されているTeamsカレンダーに関しても、同様に時刻を手入力で細かく指定することが可能です。

図3

3.予定表の表示幅を30分刻み以外にする方法

個人的な本題はこちらです。

あまり意識したことが無かったのですが、Outlookの予定表を開くと、下図のように30分刻みで表示されています。

図4

実は、この表示幅を30分以外に変更することができます。

30分刻みの状態でも15分・45分といった微妙な数字でも表現はされるので、そこまで変更する必要は無いと感じる方も多いかもしれません。
ただ、細かくスケジュールを立てる方に関しては表示幅を10分や15分にすると確実に見やすくなりますので、そんな方は変更しておくと良いのではないかと思います。

予定表の表示幅を変更する手順は2つあります。

1つ目は、予定表を表示した時に時刻を右クリックする方法です。

予定を入力する際は日にちと時刻を見て該当する箇所を選択するわけですが、この時って本当に予定を入力したい部分を選択しますよね。
そこではなく、8:00のように時刻が表示されている部分を右クリックしてみてください。
すると、下図のように表示されます。

図5

5分・6分・10分・15分・30分・60分という選択肢がありますよね?
これが予定表の表示幅に該当します。
デフォルトでは30分が選ばれているので、これを15分に変えてみると以下のように予定表のレイアウトが変化します。

図6

元々「5:00~5:30、5:30~6:00」のように区切られていたところが、「5:00~5:15、5:15~5:30、5:30~5:45、5:45~6:00」という具合に15分単位で区切られるようになっているでしょう?
このように、ここで選択した時間に合わせて予定表の区切られ方が変化するのです。
これが1つ目の変更方法です。

2つ目は、表示タブからタイムスケールを変更する方法です。

図7

ここに1つ目と同じ選択肢が用意されているので、こちらから変更することも可能です。
おそらく、こちらが正規の方法ですね。
私は偶々予定表を右クリックした際に5分・6分・10分・15分・30分・60分という選択肢が出てきてこの機能を知った口ですけど。

上記のように予定表の表示幅を変更可能です。
細かく設定するほど1時間を表現する幅が広がっていくので、自分に合った幅を選択すると良いのではないでしょうか?

以上、予定表の時間の刻み方を30分以外に設定する方法についてでした。