今回は、『言葉遣い』と『言葉使い』の意味の違いについてです。
基本的に結論だけ見ておけば知りたいであろう内容は載っていると思います。
より詳しく、雑学として知っておきたい場合は以降の項にも目を通してみましょう。
1.結論
『言葉遣い』と『言葉使い』はどちらも同じ意味で、どちらを使っても問題は無い。
というより、どちらかの使い方が間違えているというソースが無い。
ソース不明の情報を頼りにするなら、『言葉遣い』の方が本来は正しいのではないかと言われています。
なので、『言葉遣い』で統一しておくのが無難。
2.辞書から考える
まずは「言葉遣い」の意味です。
物の言い方。言葉の使いぶり。「言葉遣いが悪い」「丁寧な言葉遣い」
引用:weblio国語辞典 デジタル大辞泉
次に、「言葉使い」の意味です。
…といきたかったのですが、Weblio国語辞典では「言葉使い」という用語がヒットしませんでした。
様々なサイトを巡ると“辞書では同じ意味合いで使われている”とされているので、違う辞書には普通に載っているのだと思います。
そもそも「言葉遣い」の意味が「言葉の使いぶり」なので、まあ同じなのでしょうね。
3.情報収集した結果
辞書では同じ意味の扱いになっているので、様々なサイトを閲覧して多かった証言をまとめて以下に記します。
※ あくまで多数意見を集めただけです。
どちらも同じ意味で使われている。
ただ、「遣い」は名詞、「使い」は動詞に使うものだとする考えがあるようなので、使われ方からすると「言葉遣い」が正しいなのではないかと思われる。
なので、「言葉遣い」で統一しておけば問題無い。
総じてこんな意見のようです。
名詞だ動詞だという考えはいくら調べても『~のようです』という表現しかされておらず、ソースが不明です。
その癖、どのサイトにも書かれています。
確かに「言葉遣い」と「言葉を使う」、「金遣い」と「金を使う」のように「遣う」は名詞、「使う」は動詞という使い分けもされています。
ですが、「魔法使い」とは言っても「魔法遣い」とは言いませんよね?
それが当てはまらない例外も普通に存在するんですよ。
なので、辞書では同じ意味とされているという部分しか信用に値しません。
よって、最終的に“「言葉遣い」と「言葉使い」のどちらを使っても問題無い”というのが結論になります。
どちらを使用しても問題ないだろうということがわかったので、それで満足してくださいな。
以上、『言葉遣い』と『言葉使い』の意味の違いについてでした。