今回は、「SDカードの種類」についての説明です。
1.初めに
コンピュータ間でデータを移動する際は、ネットワークを利用して移動したり、リムーバブルディスクを利用して移動したりするかと思います。
このリムーバブルディスクの種類の一つにSDカードというものがあります。
ただ、SDカードと言ってもサイズが3種類存在するので、サイズを間違えるとうまくコンピュータに挿入ができないという問題があります。
今回は、そんなSDカードについて説明していきます。
2.SDカードとは?
SDカードとは、英語で[Secure Digital memory card]と書きます。
正式にはSDメモリカードなのですが、一般的にはSDカードと呼ばれていますね。
SDカードは、プラスチック製のカードの中にフラッシュメモリが内蔵された製品及びその規格のことです。
フラッシュメモリとは、読み書き自由で電源を落としてもデータを保持できるメモリのことです。
電源を落としてもデータはそのままなので、データの移動によく使用されるわけです。
3.SDカードの種類
SDカードは容量・データの転送速度・カードの大きさによって以下のように種類分けされます。
SDカードとminiSDカードとmicroSDカードはサイズが違うだけで互換性を持っています。
SDカードが小型になったのがminiSDカード、それより更に小型になったのがmicroSDカードです。
SDカードは1999年、miniSDカードは2003年、microSDカードは2005年にそれぞれ発表されているので、技術の進歩と共に順々と小型化されていったわけですね。
4.SDカード・miniSDカード・microSDカードのサイズ感
SDカード・miniSDカード・microSDカードのサイズ感は、以下のようになっています。
一番右がmicroSDカードで、真ん中がmicroSDカードをminiSDカードに変換するアダプタ、一番左がmicroSDカードをSDカードに変換するアダプタです。
最初にサイズを間違えると挿入できないと言いましたが、普通に変換アダプタが売っています。
microSDカードは専用のアダプタに装着することでSDカードやminiSDカードとして使用することが可能なのです。
しかも、microSDカードとSDカードへの変換アダプタは大体セットで売っていますし、miniSDカードを求められるコンピュータはあまりありません。
なので、説明書にSDカードが必要と書いてあったら、とりあえず一番小さいmicroSDカードを購入すればほぼなんとかなります。
以上、「SDカードの種類」についての説明でした。