【Excelの手引き】 OutlookのメールをExcelに埋め込む方法

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Excelは便利ですよね。
家計簿付けたり、報告書作成したり、日程表作ったりと大概何でもできます。
そんなExcelのちょっとした小ネタや困った時の対処法をまとめてみました。

今回は「OutlookのメールをExcelに埋め込む方法」についてです。

1.初めに

Excelで何かしらのマニュアルを作るということはよくあるかと思います。
その中で、Outlookでやり取りしたメールの内容を貼り付けたいと思うことはありませんか?

方法としては、普通に本文をコピーして貼り付けていくこともできるのですが、この方法だと一々改行したりと面倒です。
一番端的なのは、メール自体を埋め込むことです。
Excel上でクリックすれば、目的のメールが開くようになるわけです。

今回は、OutlookのメールをExcelに埋め込む方法について記述していこうと思います。

2.OutlookのメールをExcelに埋め込む方法

Outlookのメールは左クリックしながらデスクトップにドラッグすると「○○.msg」という拡張子で保存されます。
なので、これをExcelにドラッグすれば良いのかと思いそうなものですが、この方法だと“ファイル形式が正しくない”と怒られて埋め込みはできません。
実際、このファイルを埋め込むことが可能なのですが、ちゃんとした手順に沿っていく必要があります。

①Excelに埋め込みたいメールをデスクトップに保存する。

最初に述べた通り、Outlookを開いてExcelに埋め込みたいメールを左クリックした状態でデスクトップにドラッグし、「○○.msg」というファイルを作成しましょう。
別にデスクトップである必要は無いのですが、わかりやすいし後でmsgファイルは消してもOKなので、デスクトップに置いておくのが無難です。

図1

②Excelにオブジェクトとして埋め込む。

Excelを開き、「挿入」⇒「テキスト」⇒「オブジェクト」の順番に選択していきます。

図2

すると、図3のようなウィンドウが表示されます。

図3

ここで「参照(B)」をクリックし、先程デスクトップに保存したmsgファイルを選択して「OK」を押しましょう。
すると、以下のようなオブジェクトがExcelに挿入されます。

図4

後は、このオブジェクトをダブルクリックすれば、メールが開けるようになります。
クリックが1回だとオブジェクトを移動するアクションになりますので、開きたい場合はダブルクリックする必要があります
オブジェクトを埋め込んでしまえば元のファイルは不要なので、邪魔だと思う場合はデスクトップからmsgファイルは削除しておきましょう。

やり方は簡単なのですが、「テキスト」の中に「オブジェクト」があるという部分が盲点なんですよね。
こう…イメージ的には「図」の中にありそうな気がしませんか?
私はそのせいで右往左往する羽目になりましたので、こうしてまとめておくことにしたという背景があります。

まあ、この記事に関わらず、本ブログの内容は大体似たような経緯でまとめているんですけどね。

また、Excelのバージョンによって「オブジェクト」の配置が違っていることがありますので、その際は頑張って「挿入」タブの中から探してみてください。
例えば、「テキスト」が細分化されて「オブジェクト」が表面化しているようなバージョンもあります。
どこに何があるかわからなくなるから、そんな頻繁に変更して欲しくないんですけどねぇ…。

図5

以上、「OutlookのメールをExcelに埋め込む方法」についてでした。