今回は「LCD(液晶ディスプレイ)」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.LCD(液晶ディスプレイ)とは?
LCDとは、英語で[Liquid Crystal Display]と書きます。
意味は[液晶表示装置]です。
もっと身近な呼び方にすると、[液晶ディスプレイ]、[液晶モニタ]になります。
PC・スマートフォン・液晶テレビなどのディスプレイ(画面)のことですね。
液晶とは、物質が液体と固体(結晶)の性質を併せ持った特殊な状態のことを指します。
ちょっと難しい言い方をすると、液体のような流動性と結晶の異方性(結晶の持つ光学的特性)を併せ持っています。
結晶構造を持った液体なので、“流れる結晶”なんて呼び方もされています。
まあ、不思議物質ですよ。
※ 液晶は状態を表す言葉なので、液晶という物質があるわけではないという点は注意しましょう。
そんな液晶の特性を利用して光を制御しているのが液晶ディスプレイ・LCDです。
構造としては、2枚のガラス板の間に液晶を封入して、電圧を調整することにより液晶分子の向きを変えているようです。
そうすることによって光の透過率が変化します。
そこにLEDなどの発光素子を配置して、像を映し出しているわけです。
最近のテレビやPCはLCDが当たり前になっていますが、昔はブラウン管ディスプレイを利用するのが一般的でした。
ブラウン管ディスプレイとLCDでは薄さが段違いで、ここまで進歩するものかと関心しますよね。
3.まとめ
LCD(液晶ディスプレイ)とは、液晶ディスプレイのことです。
スマートフォンの画面を想像してくれればOKです。
以上、「LCD(液晶ディスプレイ)」についてでした。