今回は「波」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.波とは?
波[wave]とは、振動が伝わっていく現象のことです。
静止した水面に石を投げ込むと、石が水面に触れた箇所を起点にして振動が伝わっていく現象が見て取れますよね?
いわゆる波紋というヤツです。
山吹き色の波紋疾走です。
あれが波です。
物体には、基本的に元の形に戻ろうとする性質があります。
頬っぺたを引っ張ってから放せば元の形に戻りますし、逆に指で押し込んでから放しても元の形に戻りますよね。
この現象を拡大して超スロー再生してみると、頬っぺたは振動していることがわかります。
引っ張って伸びた状態だから元の形に戻ろうとしたけど勢いが付きすぎて凹んでしまい、凹みを修正する方向に力が働いて今度は逆に膨らみ過ぎて…という繰り返しをした末に元の形に落ち着きます。
つまり、物体に力を加えると微弱で見てわからないとしても振動しているのです。
では、引っ張って縮んでと振動の起点になっている周りはどうなるのかと言うと、振動の起点と密接しているのでつられて振動します。
こうして振動が連鎖して伝達されていくから波という現象が発生するわけです。
また、そうして振動するエネルギーが周りに逃げていくから最終的に静止します。
ちなみに、目に見えない波も存在します。
音・光・電波なんかが該当します。
3.まとめ
波とは、振動が伝わっていく現象のことです。
深く考えると泥沼に嵌まるので、水面の波紋を想像しておけば良いと思います。
以上、「波」についてでした。