今回は、クレジットカードの有効期限が切れた場合の更新方法についてまとめてみました。
1.ConoHaの支払い方法について
ConoHaは、ConoHaチャージ支払いとクレジットカード支払いの2つの方法から支払いの設定が可能です。
違いは以下の通りです。
まあ、よくある手法ですよね。
ConoHaチャージの場合、規約に書かれていますがConoHaチャージという支払方法を撤廃することになった際にチャージしてある金は払い戻すことができないというリスクがあります。
要は、どうせ長く使うからと10万チャージした直後にConoHaチャージというサービスが終了した場合、10万円が成す術なく消し飛びます。
そんなこと滅多に起こることはないでしょうけど。
なので、基本的にクレジットカードを登録している方が多いかと思われます。
2.クレジットカードの有効期限が切れるとどうなるか
クレジットカードによる支払いは便利なのですが、クレジットカードには有効期限が存在します。
サーバの利用料金の請求日にクレジットカードの有効期限が切れていると、以下のようなメールが届きます。
件名:【重要】[ConoHa] ご登録のクレジットカード情報をご確認ください
○○ 様
いつもConoHaをご利用いただき、ありがとうございます。
下記ご利用金額のご請求につきまして、クレジットカード会社様より
ご登録いただいているカードでは決済できない旨の連絡がありました。
ご登録のクレジットカード情報をご確認の上、コントロールパネルに
ログインしていただき、右上メニューの「請求履歴」にて該当の
ご請求の決済をお願いします。
▼コントロールパネルへのログインはこちら
https://www.conoha.jp/login
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お手続き期限: 2022/04/01
ご利用料金: 11,880 円 (税込)
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期限までにお支払いが確認できない場合、ご利用中のサービスの
停止と削除を進めさせていただきます。
私の場合、2021年の4月がクレジットカードの有効期限だったので、2022年3月1日の請求時にクレジットカードの有効期限が切れていました。
このメールは2022年3月2日に届いています。
なので、請求日に金を払えないなら即契約停止ということはありません。
ただ、サーバを使用できる猶予は一ヶ月で、それ以降は15日以内に決済をしなければ完全に手遅れになります。
ConoHaチャージ支払いでもクレジットカード支払いでもどちらでも良いので、早く支払いを済ませる必要があります。
まあ、普通にクレジットカードを登録し直せばいいだけなので、すぐに済みます。
そう私は思っていました。
問題があったからこうして記事にしているわけですからね…。
ちなみに、このメールは一回しか届きません。
次に届くのは件名が「[ConoHa] WINGパックの自動更新を完了できませんでした (15日前)」になっているメールで、嫌がらせのように重要という文字を消去しています。
私はギリギリ気づいたから何とかなりましたが、せめてこのメールにも重要と付けて欲しかったです。
頻繁にメール見ないと普通に埋もれるよ!
3.クレジットカードを登録できない現象について
現象を説明する為にある程度の登録の流れを知る必要があるので、順番に説明していきます。
決済に関してはConoHaのコントロールパネルで行うので、まずはログインを済ませます。
IDとパスワードは個々でメモを取っているはずなので、それを見てください。
…取ってるよね?
ログインしたら図1のような画面が表示されるので、画面右上の自分のメールアドレスをクリックして「支払設定」を選択します。
すると、ConoHaチャージ支払いでもクレジットカード支払いの項目が表示されますので、「+クレジットカード」をクリックして新たに登録したいカード情報を入力します。
それで済みそうなものなのですが、私はエラーが発生して一向にクレジットカードの登録ができませんでした。
しかも、エラー内容がふわっとしていて何が悪いのか教えてくれないというおまけ付きです。
入力間違えかもしれないので何度か入力していたところ、エラーメッセージの内容が「クレジットカードに3Dセキュアを設定してください」に変化しました。
3Dセキュアとは、より安全にクレジットカード決済を行う為の本人認証サービスのことです。
クレジットカードって、カード番号と3桁のセキュリティコードがあれば使用可能じゃないですか。
あれだけだと危険だから、本人しかわからないパスワードを付けようというシステムが3Dセキュアだと思ってください。
3Dセキュアはクレジットカード会社によって設定方法が異なります。
私はイオンカードを使用していたので、イオンカードの3Dセキュアの設定方法でよければ以下の記事をご覧ください。
ただ、結論を先に言っておくと、多分3Dセキュアは関係ありません。
もしかしたら関係しているかもしれないのでこうして方法を記載していますが、「最初のエラーで3Dセキュアが触れられなかった」、「実際の登録時に3Dセキュアで設定したパスワードを聞かれなかった」という2点から本当に関係してるのか疑問なんですよ。
まあ、設定しておいた方がセキュリティ面は整うからやっておいて損はないですけど…。
そんな3Dセキュアを設定していざクレジットカードを登録しようとしたところ、「ご登録のお客様情報の正確性が確認できないためサービスの一部機能のご利用を停止しております。」という寧ろ悪化したメッセージが表示されるようになり、クレジットカード登録どころかConoHaチャージの設定さえできなくなりました。
問い合わせてみても以下のような定型文がエンドレスで送られてくるだけです。
○○ 様
いつもご利用いただき、まことにありがとうございます。
ConoHa お客様センターです。
お問い合わせの件につきまして、弊社セキュリティが動作し
一時的な制限となっておりました。
制限について解除させていただきましたので改めて操作を
お試しいただけますと幸いでございます。
恐れ入りますが、何とぞご確認のほどよろしくお願いいたします。
今後ともConoHaをよろしくお願いいたします。
いや、入力した時点で勝手にセキュリティが動作するんだけど…。
そこで意を決して有給取って13:40から電話をしたところ、『大変お待たせしております。只今、当窓口は大変混み合っております。このままお待ちいただくか、しばらく経ってからおかけ直しください。』という電話を約4時間聞かされた末に結局繋がらなかったです。
しばらく経ってからかけ直したら順番繰り下がって受け付け時間(18時まで)超えるだけだろうが!!
フザケンナ…フザケンナ…。
4.対処法と残りの処理
では、本題の最終的な解決法についてです。
支払い設定画面(図2)を改めて見てみると、中央に「クレジットカード払い:ON/OFF」というボタンがありますよね?
これをOFFにしてから改めてクレジットカードの内容を入力するだけです。
怪しいな~とは思っていたんですよ。
でも、OFFにしようとすると図4のような不穏なメッセージが表示されるから触れなかったんです。
ついでに言うと、この記事を書いている時点ではConoHaのヘルプを読んでもそんなことは書かれていなかったです。
有給取ってまで電話をかけたのにも関わらず4時間電話が繋がらないという現状に非常にイライラしていたので、『最悪このクソサーバの契約止めてXサーバで契約するか?』という考えが浮かび、『ならサービス停止してもいいからOFFにしてみよう』と思い立って実行した結果がこれですよ。
もしかしたら、期限が切れていないクレジットカードが登録された状態で他のクレジットカードを登録する分には何もエラーが発生せずに済むのかもしれませんね。
後はクレジットカード決済をONにして終了…ではないです。
まだやらなければいけないことがあります。
画面右上の自分のメールアドレスをクリックして「請求履歴」を選択します。
すると、請求日や請求金額の一覧が表示されます。
その中に「支払ステータス」が「請求中↺」となっているものがあるはずです。
これがクレジットカードの期限切れによって支払いができていない分なので、この矢印のマークをクリックします。
これで「支払ステータス」が「入金確認済み」になれば完了です。
ちなみに、これに自力で気付いた時点の通話時間が図2で、その時点で電話はまだ繋がらなかったです。
この記事を見ている皆様は、もし電話で問い合わせるなら朝一の10時にかけましょうね。
私みたいになりますよ?
以上、クレジットカードの有効期限が切れた場合の更新方法についてでした。