今回は「エネルギー」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.エネルギーとは?
エネルギーとは、仕事をするための能力のことです。
仕事とは、物体に力を加えてその物体が加えられた力の方向に移動した際に、力と移動距離を掛け合わせた量のことです。
一番イメージしやすいのは、手で押して荷物を動かすことですね。
力を加えて荷物を移動させるために使用したものがエネルギーなのです。
なのですが、エネルギーは色々な形に簡単に変換されるものなので、“最終的に何かを動かすことに利用できる力”と捉えた方がイメージはしやすくなります。
例えば、台車の車輪にモータが付いていて、電気を流すとモータが回転して車輪が動く仕組みになっていたとします。
この場合、元を辿ると電気を加えることが仕事をするための能力に値しますよね?
だから、電気はエネルギーです。
他にも、最近は見かけることは無いですが蒸気機関車ってありますよね?
詳しい原理は置いておきますが、アレは熱を利用して動いています。
つまり、熱もエネルギーなんです。
光も、音も、風も、水流も全てエネルギーなんです。
身の回りには様々なエネルギーが存在しているのです。
ちなみに、エネルギーが変換される場合、変換前後でエネルギーの総量は変わらないという特性を持ちます。
テレビに電気を流すと、その電気のエネルギー量から画面の光エネルギー、音エネルギー、熱エネルギーなどに変換されるわけです。
3.まとめ
エネルギーとは、仕事をするための能力のことです。
以上、「エネルギー」についてでした。