今回は、『差す』と『指す』と『挿す』と『刺す』の意味の違いについてです。
基本的に結論だけ見ておけば知りたいであろう内容は載っていると思います。
より詳しく、雑学として知っておきたい場合は以降の項にも目を通してみましょう。
1.結論
『差す』…モノを身につける・何かが生じる。
『指す』…方向を示す。
『挿す』…細長いモノを入れる・間に挟む。
『刺す』…刺激を与える。
『差す』の意味が若干想像しづらいですが、「傘をさす」のように平仮名を使っている『さす』が実は『差す』に当たる場合が多いです。
どの『さす』か区別が難しい場合は『差す』である場合が結構多いのです。
つまり、判断に迷ったら平仮名使えばいいんですよ。(本末転倒)
2.実際の使用ケースから考える
何れかの『さす』を辞書で調べると、同じ意味として使用されているものが多数出現します。
とにかく情報量が多く、正直どの漢字が何を表しているのかわからなくなります。
なので、実際の使用例から意味を逆引きしていこうと思います。
※ 辞書で調べると以下のリンク先のような結果が出てきます。
この書き方からどう判断しろと…?
「差す」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
「差す」の意味は読み方:さす 酒をすすめるのこと。Weblio国語辞典では「差す」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。
『差す』だけ意味がわかりづらいですが、そんな場合は熟語などから『こんな意味なのかな?』と想像してみるのが吉です。
3.あまり使われない『さす』
他にも『さす』がありますので、簡単に紹介をします。
これらは全部常用外扱い(日常的にあまり使用されない漢字)です。
なので、日常的には使用しても問題はないけど、公的な文書で使うのは止めましょう。
『差す』がもう何でもありすぎる。
以上、『差す』と『指す』と『挿す』と『刺す』の意味の違いについてでした。